この記事は文字ばっかりだし、楽しくないし、おでかけやごはんとはまったく関係ありません。
なので、暇で、興味がある人だけ読んでね。
本当、文字ばかりで長いです。。。
ちょっと遅い話題で恐縮です。
高校(俗に言う進学校ってヤツ)の授業で受験に必要ないからって世界史の授業が削られてたって話がありましたね。
高校の時、世界史が好きだった私にとっては寂しい話です。
今でも、なぜ、世界史が大学受験に必要ないのか不思議なくらいです。
英語が必須なんですよね。
って、国際人を目指そうよって事でしょ?
話すことは出来るけど、その人の国の歴史はどうでも良いって事なのかな?
う〜ん、理解に苦しむ。
歴史、特に
中国では文字通り、「血と汗と涙」で歴史は記録されてきました。
中国の歴代王朝には、歴史を記録するための史官がいて、日々、皇帝(王)の言動を記録してました。
そしたら、有るんですよ、「おい!この事は記録するなよ!」って圧力がね。
でも、そんな時、「いえ、そういう訳にはいきません。」って突っぱねる史官も多かった。
当時の王や皇帝の命令に逆らうって言う事、それは死を意味します。
それでも、歴史を歪曲する訳には行きませんって、死を選んだ史官達がいたんです。
王や皇帝も、歴史の持つ意味が当然わかっているので、悪いことは書かれたくない。
歴史に悪名を残すって事は、人類の存続する限り、悪人と誹られる事を意味するのですから。
酒池肉林の殷の紂王、
ローマを燃やしたネロなど、彼らは、永遠にその名を悪名として晒され続けます。
だから権力者も、史官も歴史を大切にしたんです。
現代でも、二千年以上前の出来事が、こうしてはっきりと分かるのは人類の英知がなせる業です。
これって、すごい事だと思いませんか?
イランと
アメリカは仲が悪いですね。
これって、
ニュースを見ているだけで理解が出来るわけが無い。
確かに、アメリカとイランの不仲は昨今の核問題で緊張してます。
でも、その根底に何があるか、それは歴史を学ばないと分からない。
アメリカは、西洋文明国の盟主を自認する国です。
アメリカは主に
ヨーロッパ人の移民で始まり、第一次大戦、第二次大戦を経て超大国として君臨しています。
また、国家形態や発展に、ユダヤ人が大きな役割を果たした事もアメリカの性格に影響を及ぼしたでしょう。
だから、ユダヤ人の影響の強い、西洋文明国の盟主アメリカはイランを許せない。。。
紀元前6世紀、現在のイスラエルの地で事件は起こります。
当時のユダヤ人国家、ユダ王国が新バビロニアによって滅ぼされます。
これが、祖国を持たない民族ユダヤ人の悲劇の始まりでした。
新バビロニアに滅ぼされたユダヤ人は、新バビロニアの首都バビロンに連行されます。
これが、バビロン捕囚。
今から遥か二千五百年前に、ユダヤ人は現在のイランの人たちにひどい目に合わされて、そのせいで祖国を失います。
そして、これが、現在のイスラエルとイスラム諸国の対立、パレスチナ問題の大元にもなっているのです。
さて、その後の中東地域を見てみましょう。
現代の唯一の真理「民主政治」ですが、この聖なる制度を生んだ国はアテネ。
(この経緯も、世界史を学ばないと分かんないですね。。。)
その民主政治の母ともいうべきアテネに侵攻してきたのが、アケメネス朝ペルシャ、今のイラン。
さらに時代を進めて、ヨーロッパ文明にとって、拠り所のローマ文明ですが、そのローマに敵対し続けたのは、パルティア。
これもイラン。
戦争でローマ皇帝がペルシャにとっ捕まってゴメンナサイする事件もありましたね。
それからも、イスラム教が興ったら、イスラム教徒とキリスト教徒で血で血を洗う争いの歴史。
こうして、紀元前の昔からイランとヨーロッパ、イランとユダヤ人、イスラム教国とキリスト教国は争って、ひどい目にあわせ合ってきたんです。
だから、ヨーロッパ文明(キリスト教文明)の盟主であり、ユダヤ人の影響が強いアメリカはイランが嫌い。
逆に、イランもアメリカが嫌い。
前に、書いたように、現在のイスラエル国がある地域は、大昔にはユダヤ人が住んでいました。
でも、こうして新バビロニアに、
土地を追われたために、代わってこの地にパレスチナ人が住むようになり、現代の悲劇があります。
また、現在のイスラエル建国の際にも、いろんな問題がありました。
こうした歴史を知らないで、中東問題とか分からないでしょ?
紀元前の昔から、先祖代々の争いの歴史があるんです。
それを知らずに、「戦争はだめだね」って言ったて、「お前に何が分かるって!」って話。
世の中の事を知るには、歴史は重要です。
国際人になるには、必須と言って良いでしょう。
ちょっと恐ろしいのですが、日本の政治家や外務官僚は、ちゃんと歴史を知ってるのだろうか。。。
受験に必要ないって事はまさか。。。
ぜひ、ちゃんと
勉強してほしいものです。